意外に知らない「七五三」について

今週末、11月15日(土)は「七五三」ですね。
子供たちが華やかな和装や洋装で千歳飴を持つ姿はかわいらしく、
思わず口元が緩む方も多いのではないでしょうか。

七五三の行事は知っているものの、
この発祥についてなどは意外に知らない方も多いのでは。
そこで今回は、「七五三」についてご紹介します。

七五三のはじまり

七五三の行事の由来は、まだ食糧や医療事情が遅れていた時代、
子供が成人まで成長できる割合が少なく、
節目で無病息災を願うことが始まりました。

七五三の行事の発祥は古く、平安時代に貴族間で行われ、
庶民の間でもこの行事が定着したのは江戸時代だといわれています。

七五三のお参りは、一般的に11月15日と認識されていますが、
仕事の兼ね合いもあり、11月15日に最も近い日曜日に行うことが多いようです。

なお、北海道では11月の気温が低いことから、前倒しして10月に行っているのだそう。

千歳飴の由来

七五三晴れ着に欠かせないアイテムといえば、千歳飴。
縁起物が描かれた細長い袋に入った紅白の飴の味を、
懐かしく思う方も多いかもしれません。

千歳飴は「千年まで長生きしますように」という思いと厄除けの意味が込められたもので、
広まったのは、砂糖が庶民にも手が届くようになった江戸時代まで遡ります。

発祥の地は諸説あり、広く知られているのが東京・神田明神が始まりという説です。
神田明神では、七五三詣でに来た子供たちに千歳飴を授与していました。
ちなみに細長い飴の形状は、「長寿」の意味が込められています。

かわいい柄からシックなものまで!多彩な千歳飴袋

七五三では家族での記念写真を撮る方も多いのでは。
七五三コーデのメイン小物といえば、千歳飴袋。

千歳飴は、祈祷申し込みをした参拝者に配る神社もありますが、
自分で用意する家庭も多いようです。

昔ながらの縁起物で埋め尽くされたデザインは伝統的で素敵ですが、
最近、和装や洋装それぞれのテイストに沿うような、
かわいらしいものからシックなデザインのものなどがネットで販売。

オーダーメイドを受け付けているお店も。贈り物にしても喜ばれそうです。

七五三が始まった頃と現在では時代も状況も違いますが、
子供が元気に健やかに育ってほしいと願う親の気持ちは同じですね。

今週末の七五三は、皆さんも子供の頃を思い返してはいかがでしょうか。
よい週末をお過ごしください。

商品ラインナップ

Life on Products公式SNS

新商品やお得なキャンペーンなど最新情報を配信中!
フォローお願いします♪


Life on Productsオフィシャルストア店長

断捨離と模様替えが趣味の「Life on Products」の店長です。 ちょっぴり参考になる暮らしの工夫と、「その発想はなかった」「こんな商品が欲しかった」と驚かれる魅力的な製品で、お客様の暮らしを愉しくイロドルご提案をいたします。