ホリデーシーズンを彩るポインセチアの育て方
殺風景な冬の季節をクリスマスカラーで彩る人気の鉢花・ポインセチア。
緑と赤のカラーリングで知られていますが、
現在は品種改良でクリーム、ピンク、白、黄、斑入りなど、
様々なバリエーションがあります。
ポインセチアは低木のため、適切な管理で育てれば何年も楽しむことができます。
今年は人気の観葉植物ポインセチアの育て方についてご紹介します。

ポインセチアとは
ポインセチアは長く花を楽しめると人気の鉢花ですが、
色づいている部分は実は花ではなく、苞と呼ばれる葉の一部です。
実際の花は苞の中心に密集している小さな黄色い部分を指します。
ポインセチアは葉が色づいているため、一般の草花よりも長く鑑賞できる点が魅力です。
ポインセチアの育て方
植物をうまく育てるコツは、原産地の環境にできるだけ近づけること。
ポインセチアはメキシコ原産で、温暖で乾燥した環境を好みます。
ゆえに寒さに大変弱く10℃以下になると生育が悪くなります。
また山地にはない日本の蒸し暑さも苦手です。
原産地の環境を思い浮かべると、
植物にとってどんな環境が苦手かイメージしやすく、お手入れもしやすくなります。
育て方ポイント
・冬の置き場所
日当たりの良い10℃以上の室内。エアコンなどの温風が直接当たらないように注意
・水やり
土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るくらいたっぷり与える
葉に水がかかると病気になりやすいため、株元に注ぐこと
・春~秋の置き場所
暖かくなり最低気温が15℃以上になって安定したら、日当たりの良い屋外で育てます。
関東以西のような猛暑下では生育障害になるため、
明るい半日陰の涼しい場所に9月末まで置いて育てましょう。
最適気温が15℃を切るような秋になったら室内に入れ、日当たりの良い場所で管理を。
・肥料のやり方
基本的に成長が止まっている時期には肥料を与えないことが基本。
苞が色づいている冬の時期と猛暑時期は不要です。
春と秋に、鉢花の表面に置く緩効性肥料を与えます。
翌年も色づかせるための短日処理
ポインセチアは普通に育てているだけでは、花芽をつけず色づきません。
ポインセチアは短日植物といい、日照時間が短くなり、夜間が長くなると花芽を形成します。
ポインセチアの短日処理は、最低気温が15℃以下になり、
室内に取り込んでから、色づいた苞が出てくるまでの約2ヶ月間、毎日行いましょう。
日中は日当たりの良い場所で日光にしっかり当て、
17時頃から翌朝8時頃まで、ポインセチアに段ボールなどをかぶせて光を遮断します。
太陽光だけでなく、蛍光灯の光でも影響を受けるため、遮光作業はマスト。
苞が十分に色づいたら、短日処理は完了です。あとは通常通りの育て方でお手入れを。
今までポインセチアが色づかなくて、不思議に思っていた方もいるのではないでしょうか。
作業自体は簡単ですが毎日の作業が必要なため、
実験の様に楽しみながら行ってみては。
作業を続けて色づいた苞があらわれた感動はひとしおです。
ポインセチアで冬の彩りをお楽しみください。
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